Google App Script(GAS)でスプレッドシートを使ってGoogle Classroomに資料を作る〜ドライブファイル編
Google App Script(GAS)でスプレッドシートを使ってGoogle Classroomに資料を作りましょう。ドライブファイル編です。
クラスルームの授業で、案外多様するのが「資料」ではないでしょうか。とりあえず、閲覧させたいものを資料として配布することで、手間なく各自で参照してもらうことができます。
クラスルームでは資料として、「ドライブファイル」、「Youtube」、「リンク」などが想定されています。今回はその中から、ドライブファイルを添付する方法をご紹介します。
スクリプト
使用するGASのスクリプトは以下の通りです。今回は、ドライブに保存したドキュメントを添付して配布します。資料は「CourseWorkMaterials」として作成します。
function createShiryouSpreadsheetDriveFile() {
var sheet = SpreadsheetApp.openById('id');
var values = sheet.getDataRange().getValues();
values.shift();
var array = values;
for (var i in array) {
var courseId = array[i][0];
var shiryou = {
topicId: array[i][1],
title: array[i][2],
description: array[i][3],
materials: [{
"driveFile": {
"driveFile": {
"id": array[i][4]
},
}
}],
state: array[i][5],
}
Classroom.Courses.CourseWorkMaterials.create(shiryou, courseId),
Logger.log('courseWork created: %s (%s)', shiryou.topicId, shiryou.title)
}
}
スプレッドシート
複数の資料を一斉に作成するために、スプレッドシートを使用します。スプレッドシートに入力しておく内容は以下です。
courseId | topicId | title | description | id | state |
クラスルームのcourseId | トピックのId | 資料のタイトル | 資料の説明 | 添付するファイルのId | DRAFT |
実行ログ
GASを実行した、実行ログです。
実行結果
実行した結果は以下の通りです。ドキュメントが添付されています。
まとめ
今回は、資料を作成しました。いくつか方法がある中から、ドライブファイルとして、ドライブに保存したドキュメントを添付して配布する方法をご覧いただきました。
次回は、資料としてリンクを配布する方法をご紹介します。